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ウェークアップ!

平成12年7月22日(土) あさ8:00〜9:25

特集「IT時代を生き残れ!ビジネスモデル特許とは」

 情報技術革命いわゆるIT革命時代といわれる昨今。大企業そしてベンチャー企業が次々とインターネットビジネスに乗り出し、しのぎを削っている。そんな中、重要なキーワードと言われているのが、ビジネスモデル特許だ。ビジネスモデル特許とは、インターネットなどを使った新しい商売のやり方に、特許を認めるというもの。1980年代に登場した概念と考えられているが、ここにきてがぜん注目を集めだした。その理由は、去年あたりからアメリカで起こっている裁判だ。特許を持っている企業が、同じようなネットビジネスを行っている企業を相手取り、特許侵害の裁判を起こし、実際に営業の差し止めを勝ち取る、というケースが相次いでいるのだ。つまりビジネスモデル特許を持つ企業はそのビジネスを独占でき、他者は一切参入できない、ということになる。

 ネットビジネスについて、日本はアメリカに3年遅れているとされているが、ビジネスモデル特許についても同じことが言える。アメリカのインターネット企業が日本での特許出願を積極的に行っている模様で、これらが特許として認められれば、日本の企業はかなりの打撃を受けかねない。こうした状況を背景に、日本の企業もビジネスモデル特許の獲得に動き始めた。その動きは、特許のノウハウを持つ電気メーカーを先頭に、これまで特許にあまり関わりのなかった金融・流通など様々な業界に及んでいる。また、少ない設備投資で参入できるというネットビジネスの特性から、ベンチャーもビジネスモデル特許取得に意欲的だ。番組ではこうした現状をVTRで紹介するとともに、日本人にとっての知的所有権とは?等の問題にまで踏み込み、トークを展開する。

当社のビジネスモデル特許戦略が放映されました。

 

wakeup04.jpg (25161 バイト) 司会 コメンテーター
文珍 植草 一秀(野村総合研究所 上席エコノミスト)
酒井 ゆきえ 小林 良彰(慶応義塾大学法学部教授)
波多野 敬雄(元・国連大使)
解説 原田 和明(三和総研前理事長)
岩田 公雄 ペマ ギャルポ(チベット文化研究所所長)
(読売テレビ解説委員) ロバートソン 黎子(コラムニスト)

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